施設入所前に確認したいこと|入所後に困らないための準備とは?
施設入所が決まる前に確認しておきたい大切なポイント
高齢になると、
- 一人暮らしが難しくなった
- 認知症が進行してきた
- 病院から退院後の生活が不安
- 家族だけで介護を続けることが難しい
といった理由から、介護施設への入所を検討する方が増えてきます。
しかし、施設選びだけに目が向きがちで、財産管理や契約手続きの準備が不十分なまま入所してしまうケースも少なくありません。
入所後に慌てないためにも、事前に確認しておきたいポイントをご紹介します。
① 預貯金の管理は大丈夫ですか?
施設へ入所すると、
- 利用料の支払い
- 医療費の支払い
- 日用品の購入
など、継続的な支出が発生します。
本人が銀行へ行くことが難しくなる場合もあるため、
- 通帳
- 印鑑
- キャッシュカード
の管理方法を事前に確認しておくことが大切です。
特に認知症が進行している場合、金融機関での手続きが難しくなることがあります。
② 自宅はどうする予定ですか?
施設へ入所した後、自宅が空き家になるケースは少なくありません。
選択肢としては、
- そのまま保有する
- 売却する
- 賃貸に出す
- 家族が管理する
などがあります。
ただし、認知症になった後は不動産売却が難しくなり、成年後見制度が必要になる場合があります。
元気なうちに方向性を決めておくことをおすすめします。
③ 認知症への備えはできていますか?
施設入所を検討する段階では、
認知症の症状が出始めているケースもあります。
認知症が進行すると、
- 預金管理
- 契約手続き
- 不動産売却
- 相続対策
などが難しくなります。
将来に備えて、
- 任意後見契約
- 財産管理委任契約
などを検討することも重要です。
④ 施設との契約は誰が行いますか?
施設入所には契約手続きが必要です。
本人が契約内容を理解し判断できる状態であれば問題ありませんが、
判断能力が低下している場合は注意が必要です。
状況によっては成年後見制度の利用が必要になることもあります。
⑤ 相続対策は済んでいますか?
施設へ入所すると、
ご本人やご家族が将来について考える機会が増えます。
その際、
- 遺言書の作成
- 相続人の確認
- 不動産の整理
などを行っておくと安心です。
相続が発生した後では解決が難しい問題もあります。
⑥ 身元保証人や緊急連絡先はいますか?
多くの施設では、
- 身元保証人
- 緊急連絡先
を求められます。
子どもが遠方に住んでいる場合や身寄りがない場合は、事前に対応方法を考えておく必要があります。
⑦ おひとりさまの場合はさらに準備が必要です
身寄りのない方や、お子様がいないご夫婦の場合、
施設入所後だけでなく、
- 財産管理
- 入院対応
- 死後の手続き
まで考えておくことが大切です。
そのため、
- 任意後見契約
- 見守り契約
- 死後事務委任契約
- 遺言書
を組み合わせて準備する方も増えています。
「施設に入るから安心」ではありません
施設入所後も、
- お金の管理
- 不動産の管理
- 各種契約
- 相続対策
など、多くの問題が残ります。
特に認知症が進行した後では対応できなくなる手続きもあるため、元気なうちから準備しておくことが重要です。
秋田市で施設入所前のご相談なら
当事務所では、
- 成年後見制度
- 任意後見契約
- 財産管理委任契約
- 遺言書作成
- 相続対策
- 不動産に関するご相談
まで総合的にサポートしております。
元銀行員としての経験と行政書士としての専門知識を活かし、ご本人とご家族が安心して施設入所を迎えられるようお手伝いいたします。
「施設入所を考えているが、何から準備すればいいかわからない」
そのような方は、お気軽にご相談ください。