離れて暮らす親のこと、こんな不安はありませんか?
「親が秋田で一人暮らしをしているが、自分は県外に住んでいて頻繁に帰れない」
「親が高齢になり、銀行や役所の手続きが心配になってきた」
「もし親が認知症になったら、誰が通帳や生活費の管理をするのだろう」
近年、子どもが就職や結婚を機に県外へ住み、親だけが秋田市などの地元で暮らす「遠距離介護」のケースが増えています。
普段離れて暮らしているからこそ、親の体調だけではなく、お金や財産の管理について早めに考えておくことが重要です。
「子どもだから自由に財産管理できる」は間違いです
「親子なのだから、必要なときは預金を引き出せる」
「親の通帳やキャッシュカードを預かっておけば安心」
そう考える方も少なくありません。
しかし、子どもであっても、親の財産を当然に管理できる権限があるわけではありません。
特に、親の判断能力が低下した後に、
- 預金の引き出し
- 銀行手続き
- 不動産の売却
- 施設入所の契約
などで問題になることがあります。
また、兄弟姉妹がいる場合には、後から「勝手にお金を使ったのではないか」と相続トラブルになることもあります。
まずは親の財産状況を確認しましょう
親が元気なうちに、次のような情報を整理しておくことが大切です。
預貯金
- どの銀行に口座があるのか
- 年金の受取口座はどこか
- 定期預金の有無
不動産
- 自宅以外の土地や建物がないか
- 固定資産税はどのように支払っているか
保険・年金
- 生命保険の加入状況
- 年金の種類や受給状況
その他
- 借入金の有無
- 毎月の生活費
- 公共料金の支払い方法
「どこに何があるか分からない」という状態は、認知症や入院などの緊急時に大きな問題になります。
親が元気なうちに利用できる制度
① 任意後見契約
将来、親の判断能力が低下した場合に備え、あらかじめ信頼できる人に財産管理などを任せる契約です。
例えば、秋田に住む親が、
「将来認知症になったら、東京に住む長男に財産管理をお願いしたい」
という希望がある場合、任意後見契約によってその意思を形にすることができます。
遠方に住む子どもがいる家庭にとって、非常に有効な制度です。
② 財産管理委任契約
親がまだ元気で判断能力があるものの、
- 足腰が悪く銀行へ行けない
- 入院していて手続きができない
- 遠方に住む子どもに手続きを任せたい
という場合には、財産管理委任契約を活用する方法があります。
任意後見とは違い、判断能力がある間から財産管理を任せることができます。
③ 見守り契約
離れて暮らしている場合、親の生活状況を定期的に確認する仕組みも重要です。
専門家による定期的な連絡や訪問などを行う見守り契約を利用することで、体調や生活状況の変化を早期に把握できる場合があります。
すでに認知症が進んでいる場合は成年後見制度を検討します
親の認知症が進行し、判断能力が低下してしまった場合、本人と新たに任意後見契約を結ぶことはできません。
その場合には、家庭裁判所に申立てを行い、成年後見制度を利用することになります。
成年後見人等が選任されることで、預金管理、介護施設への入所契約、不動産管理などを適切に行うことができます。
遠方に住んでいるからこそ「今」の準備が大切です
遠く離れて暮らしていると、
「まだ元気だから大丈夫」
「次に帰省したときに話そう」
と考えがちです。
しかし、認知症は突然進行することがあります。
判断能力が低下した後では、
- 誰に財産管理を任せるか決める
- 任意後見契約を結ぶ
- 将来の希望を伝える
ことが難しくなります。
だからこそ、親が元気な今のうちに、家族で話し合い、将来の準備を始めることが大切です。
秋田市で親の財産管理・任意後見・成年後見の相談なら
遠方に住む親の問題は、単に預金管理だけではありません。
- 親が認知症になったらどうするか
- 預金や不動産を誰が管理するのか
- 介護施設への入所手続きはどうするのか
- 将来の相続対策をどう進めるか
など、多くの問題が関係します。
当相談窓口では、元銀行員として長年、お金に関する相談に携わってきた経験を活かし、成年後見、任意後見、財産管理、遺言、相続、不動産まで総合的にサポートしています。
「遠方に住む親の将来が心配」
「何から準備すればよいか分からない」
「親の財産管理を安心して行える方法を知りたい」
このようなお悩みがありましたら、秋田市の行政書士へお気軽にご相談ください。