身寄りのない方の老後、誰が支えてくれる?今から始めたい老後の備えを秋田市の行政書士が解説

「頼れる家族がいない…」老後に不安を感じていませんか?

「子どもがいないので、将来のことが心配」

「配偶者に先立たれ、一人で生活している」

「兄弟姉妹はいるが高齢で頼ることができない」

「自分が認知症になったら、誰が財産管理をしてくれるのだろう」

このような不安を抱える方は、秋田市でも増えています。

少子高齢化が進み、結婚をしていない方、子どもがいないご夫婦、おひとりで暮らす高齢者など、身寄りがない、または頼れる家族がいない方の老後対策は、今後ますます重要になります。

しかし、元気なうちに準備をしておくことで、将来の不安を大きく減らすことができます。


身寄りがない場合、どのような問題が起こるのでしょうか?

① 認知症になったときの財産管理

認知症などにより判断能力が低下すると、

  • 銀行での手続き
  • 預金の管理
  • 公共料金の支払い
  • 介護サービスの契約
  • 施設への入所契約

などを自分で行うことが難しくなります。

家族がいれば支援してもらえる場面もありますが、身寄りがない場合、誰が財産を管理するのかという問題が生じます。


② 病院への入院や介護施設への入所

入院や施設入所の際には、

  • 緊急連絡先
  • 身元保証人
  • 手続きの補助をしてくれる人

などを求められることがあります。

頼れる親族がいない場合、事前の準備が大切になります。


③ 亡くなった後の手続き

自分が亡くなった後には、

  • 葬儀・納骨
  • 賃貸住宅の解約
  • 公共料金などの解約
  • 遺品整理
  • 行政への手続き

など、多くの手続きが必要になります。

「亡くなった後のことまで考える必要があるの?」と思われる方もいますが、身寄りのない方にとっては、とても重要な準備です。


元気なうちにできる4つの備え

① 任意後見契約

将来、認知症などにより判断能力が低下した場合に備えて、あらかじめ信頼できる人に財産管理や生活上の手続きを任せる契約です。

「自分の老後を誰に支えてもらうか」を、自分自身で決めることができます。


② 財産管理委任契約

まだ判断能力はあるものの、

  • 足腰が悪くなった
  • 入院した
  • 銀行や役所へ行くことが難しい

といった場合に、代理人に財産管理や各種手続きを任せる契約です。

任意後見よりも早い段階から利用できます。


③ 見守り契約

身寄りのない方にとって、「何かあった時に気づいてくれる人がいる」という安心は非常に大切です。

定期的な連絡や訪問を行う見守り契約によって、健康状態や生活状況の変化を早期に把握することができます。


④ 死後事務委任契約

亡くなった後の、

  • 葬儀や火葬の手配
  • 納骨
  • 役所への届出
  • 公共料金等の解約
  • 賃貸住宅の明渡し

などの手続きを、あらかじめ信頼できる人に依頼する契約です。

身寄りのない方にとって、老後対策の重要な柱となります。


遺言書の作成も忘れてはいけません

身寄りがない方の場合、

「自分の財産をお世話になった人に残したい」

「応援している団体へ寄付したい」

という希望を持つ方もいます。

しかし、口約束だけでは、その希望が実現できないことがあります。

そのため、自分の意思を確実に残すために、遺言書の作成を検討することが重要です。


身寄りがない方ほど「元気な今」の準備が大切です

老後の問題は、認知症になってから考えることはできません。

判断能力が低下すると、

  • 任意後見契約
  • 財産管理委任契約
  • 死後事務委任契約
  • 遺言書の作成

などができなくなる場合があります。

「まだ元気だから大丈夫」ではなく、元気な今だからこそ、自分の希望を形にすることができます。


秋田市でおひとりさまの終活・成年後見の相談なら

身寄りのない方の老後対策は、単に法律の問題だけではありません。

  • 老後の生活費は足りるのか
  • 預金はどのように管理するのか
  • 自宅や不動産をどうするのか
  • 介護施設への入所はどうするのか
  • 亡くなった後の手続きは誰に頼むのか

など、生活全体を見据えた準備が必要です。

当相談窓口では、元銀行員として長年、お金に関する相談に携わってきた経験を活かし、任意後見、成年後見、財産管理、死後事務委任、遺言、相続、不動産まで総合的にサポートしています。

「頼れる家族がいない」

「将来、誰に相談すればよいか分からない」

「自分らしい老後を送りたい」

そのようなお悩みがありましたら、秋田市の行政書士へお気軽にご相談ください。