「自分が一人になったとき、誰が支えてくれるのだろう」
「結婚していないため、将来のことが不安」
「子どもがいないので、認知症になった後の財産管理が心配」
「亡くなった後の手続きを頼める人がいない」
このような不安を抱えるおひとりさまが、秋田市でも増えています。
昔は「老後は家族が支える」という考え方が一般的でした。しかし現在では、未婚の方、配偶者に先立たれた方、子どもがいないご夫婦など、家族に頼らず老後の生活を考える方が増えています。
そのため、おひとりさまの終活では、**「元気なうちに、自分の意思で将来を準備しておくこと」**が何より大切です。
おひとりさまが老後に直面する5つの不安
① 認知症になったときの財産管理
年齢を重ねると、誰でも認知症などにより判断能力が低下する可能性があります。
判断能力が低下すると、
- 銀行で預金を引き出す
- 不動産を売却する
- 介護サービスを契約する
などの手続きが難しくなる場合があります。
頼れる家族がいない場合、誰が自分の財産を守ってくれるのかを考えておかなければなりません。
② 入院や施設入所の手続き
突然の病気やケガで入院することになった場合、
- 病院との連絡
- 入院手続き
- 生活用品の準備
- 施設入所の契約
などを支援してくれる人が必要になる場合があります。
③ 亡くなった後の手続き
亡くなった後には、
- 葬儀・火葬・納骨
- 賃貸住宅の退去
- 公共料金の解約
- 遺品整理
- 行政手続き
など、多くの手続きがあります。
身寄りがない場合、これらを誰が行うのかを事前に決めておくことが重要です。
おひとりさま終活で準備しておきたい5つのこと
① 任意後見契約をしておく
将来、認知症などによって判断能力が低下した場合に備え、信頼できる人に財産管理や生活上の手続きを任せる契約です。
任意後見契約を結んでおくことで、
「自分が判断できなくなった後、誰に支えてもらうか」
を自分で決めることができます。
② 財産管理委任契約を利用する
認知症ではないものの、
- 高齢で銀行へ行くことが難しい
- 入院して手続きができない
- 体力が低下してきた
という場合には、財産管理委任契約によって、預金管理や各種手続きを任せることができます。
③ 見守り契約を結ぶ
おひとりさまにとって、定期的に自分の状況を確認してくれる存在は大きな安心につながります。
見守り契約により、
- 定期的な連絡
- 訪問による生活状況の確認
- 異変があった場合の対応
などのサポートを受けることができます。
④ 死後事務委任契約を準備する
亡くなった後の手続きを依頼する契約です。
例えば、
- 葬儀や納骨の手配
- 病院・施設の費用精算
- 住居の明渡し
- 公共料金の解約
- 遺品整理の手配
などについて、事前にお願いしておくことができます。
⑤ 遺言書を作成する
自分の財産を、
- お世話になった人に渡したい
- 特定の親族に残したい
- 社会貢献のため寄付したい
という希望がある場合、遺言書を作成しておくことが大切です。
遺言書がなければ、自分の希望どおりに財産を引き継ぐことができない場合があります。
おひとりさまの終活は「5つの契約と1つの遺言」で考える
おひとりさまの終活は、単に遺言書を書くことだけでは十分ではありません。
将来を見据えると、
- 【今】財産管理委任契約
- 【日頃】見守り契約
- 【判断能力低下後】任意後見契約
- 【亡くなった後】死後事務委任契約
- 【財産を残す】遺言書
と、人生の各段階に合わせた準備が必要になります。
「まだ元気だから」ではなく「元気な今だから」準備する
終活について考えると、
「まだ早い」
「元気だから必要ない」
と思う方もいらっしゃいます。
しかし、認知症などによって判断能力が低下してしまうと、任意後見契約や遺言書の作成が難しくなる場合があります。
自分の希望を自分で決められる今だからこそ、終活を始める最適なタイミングです。
秋田市でおひとりさま終活・任意後見の相談なら
おひとりさまの老後対策は、法律の問題だけではありません。
- 老後資金は足りるのか
- 預金や不動産はどう管理するのか
- 入院や施設入所の時はどうするのか
- 亡くなった後の手続きは誰に頼むのか
など、人生全体を見据えた準備が必要です。
当相談窓口では、元銀行員として長年、お金に関する相談に携わってきた経験を活かし、任意後見、財産管理、見守り、死後事務委任、遺言、相続、不動産まで総合的にサポートしています。
「家族に頼れない将来が不安」
「何から終活を始めればよいか分からない」
「自分らしい老後を安心して送りたい」
そのような方は、秋田市の行政書士へお気軽にご相談ください。